初心者サバゲーのススメ

初心者サバゲーのススメ
いろいろなゲームルール

 

サバゲーにはバリエーションにとんだいろいろなゲームルールがある。フラッグ戦や殲滅戦といった基本的ルールをベースに、復活戦(カウンター戦)やハンドガン限定戦、シールド有りなどといった独自ルールを加味したサバゲーイベントもあるのだ。ここではサバゲーの基本的なゲームルールとあわせて紹介していこう。

 

フラッグ戦&殲滅戦

サバゲーでよく行なわれるゲームルールがフラッグ戦と殲滅戦だ。フラッグ戦はそれぞれの陣地に守る対象となるフラッグがあり、自軍のフラッグを守りつつ、相手陣地のフラッグを奪取するというものだ。殲滅戦では、相手チームの参加者を全員ヒットすれば勝利となる。

フラッグは、ボタンを押すと音が鳴るといったものが多い。対象のフラッグがボックスに入っている場合や旗もある
殲滅戦は、相手チームが全滅するまで戦い続ける。緊張感が漂うゲームルールだ

 

カウンター戦&メディック戦

BB弾が当たってヒットされても特定の条件をクリアすれば復活できるゲームルール。陣地にあるカウンターを押して復活やメディック役とタッチをすることで、その場で復活できるなど条件はイベントによって異なる。復活回数に制限があることも。

カウンターは自分の陣地に設置されていることがほとんど。ヒットされたら自分の陣地に戻って、押して復活しよう

メディック戦はメディック役となっている人に触られたりすることで復活できる。復活するまでは、その場から動いてはいけない


インドア戦&夜戦

サバゲーはアウトドアが主流であったが、屋内(インドア)のサバゲーフィールドも増えてきた。インドア戦は、相手との交戦距離も近く、不意の遭遇戦も多い。夜戦は、蓄光BB弾を使用してのサバゲとなる。相手がどこにいるのか聴覚と第6感が試される。

インドアは入り組んだ迷路になっている。壁の向こうに相手がいるかもしれないドキドキ感を味わえるのはインドアならではだ

ライトやサイリュームを使って闇の中で戦う。暗闇の中ではナイトビジョンは有利。高額な装備は、みんなの憧れ


シチュエーションゲーム

最近では、年代や場所を特定しての「状況」を再現するヒストリカルサバゲーだけでなく、オリジナルの設定で、ある条件によるドレスコードを設けてのサバゲー、ハマポリ、アーマー、終末・世紀末、ウエスタンなどがある。

歴史で実際にあったシーンを再現する一幕は、普段の定例会では味わうことができない面白さがある。装備を揃える楽しさもある

全国からアーマー装備を纏ったソルジャーがたくさん。特撮映画やゲームなどで憧れた装備がサバゲーの装備としても認知されてきた


〇〇〇限定戦

サバゲーで使用ができるエアガンをハンドガンやショットガンのみに制限したり、実銃と同じ装弾数に設定したり、電動ガンでもフルオートを使用不可にして、セミオート限定にしたりして戦うゲームルール。弾数が限られているからこその楽しさがある。

スナイパーライフルは、セミオート限定戦の中では、より活躍できるエアガンのひとつだ。一発必中は浪漫が詰まっている

ハンドガン限定戦では、慎重な動きが求められる。弾数が少ないからこそ、サバゲーの技術が求められるのだ。


サバゲー始めの10ステップ

サバゲはひとりでは遊べない。みんなと一緒に楽しく遊ぶためには、守らなくてはならないルールとマナーがある。サバゲーを始めるにあたり、大事な10ステップを紹介しよう。

1.最初は問い合わせ

サバゲーに関する情報サイトや専門誌などで事前に情報を収集しても、わからないことはフィールドに聞いてみよう。開店時間やレンタルの有無など、メールや電話で問いわせしてみよう。

2.予約

参加の予約はサバゲーフィールドのホームページから。現在はほとんど、専用の申し込みフォームがある。昼食や初心者講習の予約ができることも。人数に上限を設けているところもあるので予約は必須だが、飛び入り参加可能なところもある。

3.準備

前日までにサバゲーの準備をしよう。エアガンとアイウェアは必須だが、使えるBB弾の種類が限定されていることもある。荷物はなるべくコンパクトにまとめておこう。
夏場は水分や塩分の準備も忘れずに。

4.受付

フィールドに着いたらまずは受付しよう。参加費を支払い、弁当の引換券をもらったり、マーカーを借りたりする。フィールドによってはモスカート禁止といった特有のルールもある。他のフィールドでOKだったからといって油断は禁物だ。

5.初速チェックを受ける

一般に流通しているエアガンは銃刀法に則ってキチンと初速の管理がされている。ただフィールドによってはそれよりも低い数値で設定しているところもある。受付したら、次は持ち込むエアガンの初速チェックをしよう。

6.アイウェアをかける

サバゲーで必須のアイウェアにはゴーグルタイプとグラスタイプがある。フィールドによってはグラスタイプやメッシュタイプがNGのところも。使用可でも、安全のために帽子やヘルメットをあわせて必ず隙間がなくなるようにしよう。

7.銃口を人に向けないように注意する

エアガンでも実銃でも銃口の管理はとても大切。ゲーム中に相手を撃つとき以外は、どこにいても銃口を誰かに向けてはいけない。マガジンがささっていなくても、バッテリーが接続されていなくても、これだけは守らなくてはいけない。

8.ヒットコールは大きな声で

サバゲー中は身体のどこにBB弾が当たってもヒットだ。銃や装備も身体に含まれる。
当たった、と思ったら、大きな声と大きな動作でアピールしよう。フィールドから出るまでは手をあげているのが望ましい。

9.ゾンビをしない

BB弾が当たってもヒットコールをしない人を、一般にゾンビと呼ぶ。これはサバゲーが成り立たなくなる重大なルール違反だ。もし悪質なゾンビを見かけたら、その場で注意せず、運営側に通報しよう。

10.暴言はダメ絶対

暴言はゾンビに次ぐマナー違反。ゾンビを見つけたからといって、相手を口汚く罵ってはいけない。大きなトラブルに発展し、ゲームが中断してしまうからだ。フィールドアウトしてから、運営に通報しよう。決して当事者同士で解決を図ってはいけない。

 

 

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