『G36Cアサルトライフル』の登場
G36Cは、ドイツの銃器メーカー「ヘッケラー&コッホ(Heckler & Koch、H&K)」によって開発されたG36アサルトライフルのコンパクトバージョンです。その歴史は1990年代初頭に始まり、特に特殊部隊や法執行機関向けに設計された小型・軽量モデルになります。
🔹 背景:G36の開発
冷戦後のドイツ軍再編成(1990年代初頭)
西ドイツ時代に使用されていたG3バトルライフル(7.62mm)に代わる新たな小口径アサルトライフルが必要とされました。
ドイツ政府はNATO標準の5.56mm弾薬を使用する新型ライフルの開発をH&Kに依頼。
G36の登場(1995年)
1995年にG36が制式採用され、ドイツ連邦軍(Bundeswehr)を中心に配備されました。
モジュール設計、ポリマー構造、低重量、信頼性の高さなどが特徴。
🔹 G36Cの登場と特徴
G36C(C=Compact)
G36ファミリーの一部で、主に**特殊部隊・警察特殊部隊(SWATなど)**のニーズに応えるため開発。
初期登場は1999年ごろとされます。
フルサイズのG36に比べて、銃身が短く、全長も大幅に短縮されている。
CQB(近接戦闘)に特化しており、建物内や車両など狭い場所での使用に適しています。
主な特徴
口径: 5.56x45mm NATO
全長: 約500mm(ストック折りたたみ時)
バレル長: 約228mm(G36の半分以下)
重量: 約2.8kg(軽量)
光学照準器やレールシステムの装備が可能(ピカティニーレール付きモデルもあり)
🔹 採用と運用
ドイツ連邦軍では正式採用されていない(主にG36KやフルサイズG36が使用されている)。
法執行機関、特殊部隊、民間の軍事会社などに広く使用。
世界中の**特殊作戦部隊(たとえば米国のSWATチーム)**でも使用された例があります。
🔹 メディアと評価
映画・ゲームなどで人気
G36Cは見た目のスタイリッシュさとコンパクトさから、多くのアクション映画、FPSゲーム(例:『Call of Duty』や『Rainbow Six Siege』)などに登場。
実戦では、信頼性が高く、取り回しの良さが高評価されているアサルトライフルのひとつです。
項目 | 内容 |
---|---|
製造会社 | Heckler & Koch(ドイツ) |
開発時期 | 1990年代後半(G36登場の数年後) |
用途 | 近接戦闘、特殊部隊、法執行機関向け |
特徴 | コンパクト・軽量・モジュール構造 |
いかがでしょうか?
人の歴史に開発進化の歴史あり、感慨深いものがあります。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
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