皆さんこんにちは。結利晴信です。
台風が来ますね…もう8月も終わりだってのにク〇暑い日が続くので、これで少しは涼しくなってくれたらいいんですが(›´ω`‹ )
ともあれまずは無事に台風通過を乗り切るのが先決。暴風雨、河川の増水土砂崩れなどお気をつけて!
さてこの記事シリーズでは「印象的劇中カスタム」と題しまして、映画・アニメ・TVゲームなんかに登場したカスタムガンで印象的だったものをピックアップしてご紹介していきたいと思います(´∀`)
今回はスターウォーズシリーズ(旧三部作)より、スターウォーズの登場武器についてご紹介!
(『スター・ウォーズ /新たなる希望』1977年/ルーカス・フィルム より)
このシリーズには様々な武器が登場します。
SF作品ということで現実よりも科学技術が進んでいる面もあって光線銃やビーム兵器的なものまで色々ありますが、それでも劇中登場するそれらがまったく荒唐無稽に感じられないのは、ベースになっているものが現実世界で使用されている製品だったことが大きいのかもしれません。
(『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』1983年/ルーカス・フィルム より)
まずは有名なハン・ソロのDL-44ブラスターピストル。
劇中けっこうテキトーに見える片手射撃スタンスで割と正確に敵に命中させてましたね(´ω`)
(FANDOM・WOOKIEEPEDIA より)
詳しく見るとこんなかんじらしいです。使い込まれて剥げた金属のかんじがリアル。
遠距離スコープのようなものが装着されていますが、これは(設定的には)動体センサーなのだそうです。
(Wikipedia より)
ベースに使用されたのは1896年から生産されていたモーゼルC96という自動拳銃。
これにMG81航空機関銃のフラッシュハイダー、HENSOLDT社の3倍スコープ等を取り付けてあの映画プロップになっていたんですって!全部実在の銃部品ですやん(゚∀゚)
(『スター・ウォーズ /新たなる希望』1977年/ルーカス・フィルム より)
お次はE-11ブラスターライフル。
帝国軍ストームトルーパー達の標準装備ライフルですね。しかし彼ら帝国軍の兵士なのに全然当たんねえんだ(;´Д`)
(FANDOM・WOOKIEEPEDIA より)
こちらも独特の形状してますねえ。
銃身に放熱用のフィン?みたいなものが見えますし、折り畳みストックらしきものも付いてます。
そして全体に重そう。
(Wikipedia より)
こちらのベースは1944年頃から生産されたスターリング・サブマシンガン。
ストックはそのままだったんですね。これにゴテゴテといろいろ取り付けて帝国軍のライフルになってたわけです(´ω`)
(『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』1980年/ルーカス・フィルム より)
お次、DLT-19重ブラスター・ライフル。
帝国軍兵士が持ってる長いやつはだいたいコレ。
(Wikipedia より)
ベースは1934年のMG34機関銃。
こちらは全体的なフォルムはあまりかわってないですね。やっぱ重そうだけど。
(『スター・ウォーズ /新たなる希望』1977年/ルーカス・フィルム より)
そしてスターウォーズといえばコレ!ライトセーバー。
(PopPhoto より)
実はこれグラフレックス社製の古いカメラフラッシュがベース(゚∀゚)
初作の撮影では予算があまり少なかったために小道具にお金を掛けられず、当時安く手に入ったこのパーツに計算機のレンズや戸棚のレールなんかを取り付けて15ドル(約1700円)程度で製作したそうですw
(2012年に行われたオークションでこの小道具は25万ドル(約2800万円)になりました)
ライトセーバーにしても各種のブラスター銃にしても、元々は実際に製品として販売・使用されていたモノを組み合わせて作られていたんですね。
1970年代、SF映画が大ヒットするなんてまだ誰も思っておらず超低予算で製作されたという現実的な理由からだったのでしょうが、逆にそれゆえに既存の製品を使用したことで空想の小道具にリアリティが生まれたんだと思います。
結利はそういうの大好きです。