【カスタムる日々】オート9【印象的劇中カスタム】

こんにちは、結利晴信です。
この記事シリーズでは「印象的劇中カスタム」と題しまして、映画・アニメ・TVゲームなんかに登場したカスタムガンで印象的だったものを一つずつピックアップしてご紹介していきたいと思います(´∀`)
今回は1987年の映画「ロボコップ」より、オート9(ナイン)をご紹介!
【カスタムる日々】オート9【印象的劇中カスタム】 タイトル画像
(『ロボコップ』1987年/オライオン・ピクチャーズ より)

いまやこの名作も見たことがないって若い方もいるかと思うので簡単にあらすじを書いておきましょう(`・ω・´)
治安が悪化し犯罪が横行しまくる近未来のデトロイト市でギャングに殺され殉職した警官マーフィ。彼はオムニ社によって脳だけ残され体は銃弾も効かない機械の体でサイボーグ化された警官「ロボコップ」として復活し、圧倒的な戦闘力で犯罪と戦っていきます。

 

 

オート9とM93Rの比較写真
KSC・CO2ガスブローバック オート9 より)

この主人公ロボコップが使用するハンドガンがベレッタM93Rをベースとしたカスタム、「オート9」です。
劇中で詳しく説明されることはありませんでしたが、おそらくロボコップを製作したオムニコープ社が用意した彼専用の武装。
M93Rに大型のスタビライザー兼コンペンセイターと多弾マガジンに合わせて延長されたグリップを装着したデザインは、未来的でありながらひとつの超大型拳銃のシルエットとしてまとまった秀逸な造形。

 

 

射撃場でオート9を構えるロボコップの写真
(『ロボコップ』1987年/オライオン・ピクチャーズ より)

特にこの警察署内の射撃場で初めてお披露目されたオート9のシーンはものすごく印象的でした。
ごついメタルボディのロボコップがこの超大型拳銃を構えると、画としてめっちゃキマるんですよね( °Д°)

 

 

射撃場で大きな穴が穿たれた人型標的の写真
(『ロボコップ』1987年/オライオン・ピクチャーズ より)

結利がこれを初めて見たのはまだ幼い頃でしたが、1回の射撃でマン・ターゲットに大穴を開けるこの銃は1発がめっちゃ高威力な銃なんだろうなあって思ってました。
これがベースのM93R本来の3バースト(一回引き金を引くごとに3発連射する)機能なんだと知ったのはもう少し後になってから(´ω`)

 

 

大きなマズルブラストを噴くオート9の写真
(『ロボコップ』1987年/オライオン・ピクチャーズ より)

射撃シーンのこの大大大迫力のマズルフラッシュもかっこいいんですよね~!
でもよく見るとたしかに3発連射されてるんですw

 

 

ロボコップの照準視界の写真
(『ロボコップ』1987年/オライオン・ピクチャーズ より)

時々挿入されるこの主観視点も、いかにも正確なメカ!正確な射撃!ってかんじで良いんです。
たとえブラウン管っぽいインターレースとか!古めかしく動く十字照準であっても!( °Д°)

 

 

オート9を格納するロボコップの大腿部写真
(『ロボコップ』1987年/オライオン・ピクチャーズ より)

あと、ロボコップの最大の功績はこの大腿部への銃ダイレクト格納という概念を生み出したことだと思うのです。
これならホルスター格納された銃はオート9のような超大型拳銃であっても絶対にバタついたり引っかかったりせず、運動性も阻害せず、敵に奪われる危険性もありません。
それゆえこれは究極の銃携行スタイル。もはや全世界の銃を扱う人々はこの方法で拳銃を携行すべきだと常々主張しているんですが、何故だかあまり賛同を得られていません。なぜだ!

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結利 晴信

結利 晴信 

トイガンの外装カスタム作品を受注製作しております結利晴信(ゆうりはるのぶ)です。月刊アームズマガジンにて「空想銃製作指南~YURI CUSTOM WORKSHOP」連載中。その他アーマー装備・ウエスタン・チャンバラなどいろんな分野で活動中!(゚∀゚)

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