皆さんこんにちは。結利晴信です。
もうそろそろ3月もおわr暑っつ( °Д°)
いやいやたしかに前回、最近寒さと暖かさを繰り返してる~的な話はしたけども。
もう少しこう…何というか 手心というか。
今年もやっぱりちょうどいい春らしい春って日はごくわずかなんだろうか;
…さて今回の過去作回想コーナーでは「 “アンチエクソシスト”」について回想してみようと思います。
先にオリジナル作品として発表したDiシリーズ「Exorcist」をデザインベースとして、“対エクソシストの悪魔銃”というイメージでご依頼製作したオーダーカスタム作品です。
コンセプトは正反対で対になるような作品同士ってことですね(´ω`)
↑これが「Exorcist」。
映画コンスタンティンとか、悪魔と戦う神父~系のストーリーで使われそうな聖別された銃ってイメージコンセプトでした。
よく考えたら悪魔に物理的に.45口径弾ぶち込むとかちょっと頭おかしいんですけどねw
そしてこれが今回のアンチエクソシスト。
正式な作品名としては「Tsicroxe」と表記します。これはExorcistの逆綴り(´∀`)
悪魔を祓うエクソシスト、そしてそのエクソシストを殺す悪魔の銃。
悪魔にそそのかされたり操られた人が直接エクソシストを狙っちゃうチョー危険な銃です。逃げて。
ご覧の通り黒×赤の非常に厨二チックというか禍々しいカラーリングで、随所にダークな黒魔術的な意匠を意識しています。
この赤バレルの幾何学模様とか結構今でもお気に入り。
スライドにはゴシック模様っぽい装飾、フレームやグリップの各部には怪しげな赤い呪文が刻まれています。
この赤い呪文もラテン語の聖句を鏡文字にして真反対の意味になるようにしてあるので、こうか は ばつぐんだ 。
革風のグリップには逆さの十字架。
この逆さ十字は映画「エクソシスト・ビギニング」以降すっかり悪魔の象徴になりましたね。
これも煤けたような艶消し黒で塗装仕上げしてあります。
後方には悪魔の目の紋章と赤い宝石を埋め込んでみたり。悪魔系の作品はゴシック模様とかだけじゃなく、こういう呪術的な要素も違和感なく取り込めちゃいますね(´ω`)
以上”アンチエクソシスト”でした。
前作と(二丁拳銃セットではない)対になってるところとか、ノーマルサイズで凝った装飾盛り盛りだったりとか、今でも何かとお気に入りな作品です(´∀`)