皆さんこんにちは。結利晴信です。
気がつけば桜が綺麗に咲き始めて…散っていってますね。
ちょうどいま春を通過しつつある時期。これ過ぎたらもうさっさと暑くなっていくんだろうなあ(;´Д`)
毎年思いますけどこれくらいの気候が半年くらい続くといいんですけどね。
…さて今回の過去作回想コーナーでは「M1911A1ハンクカスタム」について回想してみようと思います。
東京マルイのガスブローバック・ガバメントをベースに、バイオハザードシリーズのキャラ「ハンク」専用の銃というイメージでご依頼製作したオーダーカスタム作品。
ハンクはフルフェイス型ガスマスクをかぶった特殊部隊装備のキャラクターで、詳しい経歴などは不明。ラクーンシティ事件当時はアンブレラ社の特殊保安部隊U.S.S.(Umbrella Security Service)に所属し、たとえ他隊員が全滅しても毎度彼だけは無事生還する様から”死神ハンク”の通り名で呼ばれていたミステリアスな人物です。
そんなハンクさんのサバイバル技術と経験を反映した彼の愛銃~というコンセプトでご依頼いただいたカスタム。
色々とゴツイ機器が装着されていますね(゚∀゚)
右面にはベルトクリップ。
これも後述のホルスターでの携行で確実に保持するための工夫です。
スライド前部はクラシカルにも見える一段落とした形状。
これは装弾不良などの緊急時に、グローブをはめた手でも「段」に指を掛けて引くだけで比較的楽にスライドを強制復帰できるハンクなりの工夫です。
もちろんバレル先端はサプレッサー対応。特殊部隊仕様の基本ですね。
トリガーはシューターズトリガーに交換されスライドストップレバーも大型化されています。
いずれも分厚いグローブを装着していても確実に操作できるチョイス。
グリップから伸びるベルトクリップは、かなりの装重量になるこの銃をこのクリップでホルスターの縁を挟み込むことで、しっかりと保持固定できる…というこれもまたハンクなりの工夫。
フレーム下にダイナミックに取り付けられたフラッシュライトとレーザーサイト。
1998年当時ならこれでもかなり小型な方だったかもしれません。
オリジナルグリップは上部のみチェッカリングを削ってスムース加工されています。
これにより握った際の親指のすべりが良く操作パーツへのアクセスがより素早く行える仕様です。
前部はグローブ越しでも握りやすい一段のみのラバー製フィンガーチャネルが装着されています。
マガジンは装弾数が2~3発ほど増えるロングマガジン。
以上、M1911A1ハンクカスタムでした。
この作品、フレーム下の光学機器部分は別の作家さんによるカスタムだったのですが、そのダイナミックな造形と設定が上手く組み合わさって面白い作品になった思い出深い作品でした(´ω`)