CUTOM AEG FEATURE

CUTOM AEG FEATURE   By  PEACE COMBAT

サバゲーでメインで使われているのは何といっても電動ガンだが、ここ数年で電子トリガーの普及が進んでカスタムやチューニングの流行も移り変わっている。そんな状況を鑑みてこの特集ではエアガンショップが仕上げたカスタム電動ガンをまとめてみた。その内容は5 挺のAR 系+1 挺のSIG MPX。人気のカスタムショップが手掛ける旬なカスタムガンは必見だ。

 

NO.1   41PX  

G&G ARMAMENT GC-16 PREDATOR M-LOK KAGEROU AUT CUSTOM

41PX 秋葉原店

東京都千代田区外神田5-1-3

☎ 070・6420・6523 41military.com

軽くて高強度なポリマーレシーバーを備えるG&G のGC-16 シリーズはサバゲユースに最適な電動ガン。そして41PX が手掛けたこのGC-16PREDATOR は外装は比較的シンプルにセンスよく纏められているが、その真髄は電子トリガーの「陽炎AUT」の搭載にある。特徴としては各種機能の自動設定に対応したことで、特に調整が面倒なプリコックの設定が自動でできるのはビギナーでなくともありがたい限り。ユーザーフレンドリーで間口が広く誰でも安心して使えるカスタムガンだ。

 

NO.2   SIG AIR

SIG MPX  PCC RACE CAR STYLE

LayLax

 SIG MPX には民間モデルが存在する。セミオートオンリーで16 インチバレルというモデルがそれにあたり、海外のガンショップで見かけた人もいるだろう。LayLax が製作したこのMPX カスタムはこの民間仕様をイメージしたもので、SMG サイズのイメージが強いMPX が全く別のモデルに見えてしまう。エアガンしか見る機会のない大多数の日本人にとってはなおさらだ。しかし実際に手にとって見ればそのバランスや取り回しの良さ、そして撃ちやすさに驚くはず。ライフルにはある程度の長さが必要であり、それは安定感に直結する要素なのだ。このように「知る人ぞ知る」仕上がりのロングなMPX は、ノーマルとはまた違った独特な存在感が感じられる。

 

NO.3    LANCER TACTICAL  

M-LOK 10″ M4    MATCH CUSTOM

FIRST   1 万6500 円(MATCH CUSTOM:施工費)  2 万7452 円(MATCH CUSTOM+:施工費)

 人気の高いM-LOK 系AR を多数ラインナップするLANCER TACTICAL。同社の特徴は電子トリガーの標準搭載とポリマー外装だが、その特性を活かしたカスタムプランが登場。FIRST の「MATCH CUSTOM」だ。これは電子トリガーはそのままでメカボックスの機械的な部分に手を入れることで海外製電動ガンを安心して使えるよう仕上げるプラン。その軽さは圧倒的で今回の10 インチモデルは2kg 強しかなく取り回しは最高。ビギナーや女性ゲーマーでも持て余すことはない。このように電子トリガーによる撃ちやすさとそれに追従する信頼性の高いメカボックス、そして信じられないほど軽いボディ。サバゲ用の電動ガンとして求められる要素を全て備えている。

 

NO.4   E&C    ODIN WORKS 12.5” M-LOK    HIGH RESPONSE DUAL TUNE

X-Bone Airsoft 価格は要相談

 今やロングレジチューンとレスポンスチューンの代名詞となったX-Bone Airsoft は豊富な経験と確かな技術でハイレベルなカスタムを手掛ける。最新作はE&CのODIN WORKS ARにハイレスポンスデュアルチューンを施工したAR カスタムで、DSG とサマリウムコバルトモーターを組み込んだ同ショップの定番仕様。実際に撃つと異次元のトリガーレスポンスを体感できる。さらにハンドガードに内蔵したサプレッサーとメカボックスなど内部の消音加工によって高い減音効果も兼ね備える。外装はマルチカムブラックのスペシャルペイントで仕上げており、シンプルなシルエットと相まって迫力ある仕上がりに。性能だけでなくルックスに関しても飛び抜けた完成度を誇る1 挺だ。

 

NO.5

ARCTURUS   SWORD MOD1 SBR 8″ LIGHT  匠〜TAKUMI CUSTOM TUNE

モケイパドック 7 万4564 円(本体+ カスタム施工費)

 電動ガンチューニングで電子トリガーが一般的になった昨今だが、モケイパドックが手掛ける「匠カスタム」はひと味違ったアプローチが特徴。これは電子トリガーを使わずアナログな職人技によってキレと精度、耐久性を追求し、難しい設定がなくとも高い実射性能を目指した挑戦的なカスタムだ。基本となるのは同ショップが得意とするアンブレイカブルカスタムだが、このカスタムではブラシレスモーターや3 枚カットのセクターギアによるショートストロークピストンなどが組み込まれており30 万発以上も撃てる高い耐久性を確保。給排気系やHOP チャンバーなどにも手が加えられており、まさしく職人が仕上げる贅を尽くした「逸品」に仕上がっている。

 

NO.6    SYSTEMA PTW MAX2       COLT M4A1 CQBR(GUARDER RAS/AL OUTER)

MOVE   32 万6000 円

 SYSTEMA のトレーニングウエポン(PTW)は新型のギアボックスのinfinity がリリースによって実射性能が大きく進化した。しかし、従来のPTW が色褪せたわけではない。MOVE の仕上げたこの「PTWMAX2 COLT M4A1 CQBR」はそんなPTW の魅力を再発見させてくれる1 挺。infinity にはない特徴として、俗にいう「撃った感」が非常に強い。確かにinfinityの方が効率がよくプリコックによるレスポンスは素晴らしいが、従来タイプのトリガーを引いた瞬間にトルクを感じる力強い撃ち味は唯一無二。フルサイズシリンダーによる直進性の高い弾道もポイントだ。ビギナーはもちろんベテランのユーザーにもPTW 本来の楽しさが伝わるであろう1 挺なのだ。

 

以上、PEACE COMBAT VOL.54から人気のカスタム電動ガンを紹介。ぜひ、あなた好みの一丁を仕上げて、素敵なタクティカルライフを楽しんでいただけたら幸いだ。

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