こんにちは、結利晴信です。
この記事シリーズでは「印象的劇中カスタム」と題しまして、映画・アニメ・TVゲームなんかに登場したカスタムガンで印象的だったものを一つずつピックアップしてご紹介していきたいと思います(´∀`)
今回は2002年の映画「リベリオン」より、クラリックガンをご紹介!
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
第三次世界大戦後、都市国家リブリア。そこはテトラグラマトン党が独裁政党として君臨し、二度と戦争が起らないように感情を持つことを禁じられた社会だった。 国民は薬物を摂取することで感情を抑制され、感情の抑揚をもたらす芸術や生物などはすべて焼却処分される。
主人公・プレストンはそうした禁止行為にかかわる「感情違反者」を摘発・処刑する特殊捜査官「グラマトン・クラリック」だが、ある事件をきっかけに抑圧されていた自身の感情が蘇り、やがてその感情の発露は国家への反逆という形で爆発していく…。
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
劇中のクラリック達は「ガン=カタ」と呼ばれる技術を極めており、それはどれだけ激しい銃撃戦の現場でも統計学的に有利な位置に自らの身体を移動させながら戦闘する事で被弾率を最小限に抑え・攻撃効率を最大限に高めるという合理化された戦闘術である。基礎要素だけでも攻撃力は120%、一撃必殺の技量は63%上昇するほど強力で、プレストンを含む「第1級クラリック」ともなれば敵の集団を単身で瞬く間にかすり傷一つ負うこと無く全滅させる事すら可能なのだ。
あっはっはっはwそんなわけあるか。
…と真顔でツッコみたくなる厨二設定映画ですが、これがカルト的人気のある伝説的なバカ映画でもちろん結利も大好きですw
(imfdb より)
そんな第1級クラリックが使用する専用銃が通称「クラリック・ガン」と呼ばれるベレッタベースのカスタム。
銃全体をそのまま延長するかのような専用フレームが追加され、トリガーガードが角形に変更されていますね。
さらにトリガーの上にはセーフティ・セミ・フルが一瞬で切り替えできるセレクターレバー。ハンマーもスケルトンハンマーに交換されています。
クラリックはこの拳銃を常に二丁拳銃で装備して使用しますが、ではどんな特殊機能があってどんな使い方をするかというと…。
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
大勢の武装した敵に囲まれ絶体絶命!そんな状況下でもシャキーン!と袖からクラリックガンが飛び出します。
決してさっきそんなに袖広がってなかったやんとか野暮なこと言っちゃいけません。お母さんそんな子に育てた覚えはありませんよ!
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
囲まれてる敵が超至近距離だった場合。
マガジン底部から釘みたいなスパイクがジャッと飛び出します。
で、スライド側を握って銃をハンマーみたいに持った状態で、
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
全員ボコボコにします。
ではそこまで近距離じゃない銃の射程範囲内でさらに大勢の敵に囲まれた場合は?
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
まず敵の足元に向かって「起き上がりこぼし」みたいなマガジンをスライディングさせます。
敵は思わず(なんぞ?)と気を逸らされますので、その隙に
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
華麗にガン=カタを炸裂させ、残弾が無くなったら空マガジンを捨てて…
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
袖からマガジンがシャッっと出てきますので、銃をクイッと下に向けて再装填します。
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
あっそうそう、銃を撃った際のマズルフラッシュは正面から見るとテトラグラマトン党のマークの形になってますw
いや~はっはっはw馬鹿だねえ。
さらにガンガン撃ちまくってポーズをキメたらまた弾が無くなりますが、
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
そんな時は前転しつつ冷静に「起き上がりこぼしマガジン」を再装填です。
なんでそんな正確無比に銃に収められるのかってそりゃもう訓練のたまものですよ第一級クラリックなめんな。
もちろんこの間、常に統計学的に有利な位置に自らの身体を移動させているので敵の弾丸は一発も当たりません。
そして全員撃ち倒したら太極拳の陰陽みたいに腕を大きく振って…
(『リベリオン』2002年/ディメンション・フィルムズ より)
キメのポーズ。
以上、笑顔で「馬鹿だねえw」としか言えない、しかしついつい見入ってしまう究極の厨二アクション映画リベリオンとその登場銃「クラリックガン」についてでした(´ω`)
途中中だるみしちゃう部分もあるけど、アクションシーンはマジ必見なので、まだ未見の方は必ず見ましょう。